新生活 その2

 

新生活 その2

 

次の日、昼頃に伺う約束をして別れたので、

 

「起きてる~?

今どこにいる~?」

と、電話すると、

 

「実家から戻りましたが、

まだ

なんにも進んでいません。」

と、返事。

 

「大丈夫だよ~。

いいよ~。

今から行くからね~。」

 

と、返事をして、伺いました。

 

まだ、残っている荷物に埋もれながら、

少しずつ作業をしていました。

 

「実家で、ゆっくり、眠れた?」

「はい。」

「よかったね。」

なんて言いながら作業開始。

 

「これは、必要かな?何に使うの?」と、

1つずつ確認しながら進めます。

 

本もかなり処分しました。

 

「実家にいる時の部屋は

どんな感じだったの?」と、

聞くと、

 

「こんな感じで、

散らかったらかたづけて、

時々母が

かたづけてくれていました。」

 

と、彼女。

 

「そうか、

自分でできないうちに

一人暮らしが

始まったんだね。

 

大丈夫だよ。

やり方さえ分かれば、

できるように

なるから。」

 

と、続けました。

 

そのうちみるまにかたづいて、

お布団がのびのびと

敷けるようになりました。

 

最初に入れなかった

玄関のふき掃除をしていたら、

 

「お母さん、

布団が敷けるよ~!」と、

 

感動して電話をしていました。(笑)

 

きれいになってよかったね。

 

そして、約一年後。

また、連絡が入りました。

 

続きは、「新生活 その3」 へ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次